イルカ＆＆くじらと触れ合える！「くじらの博物館」が凄すぎた！

カテゴリ：動物スポット、博物館　　地域：和歌山

　
その１の続き

クジラの舌

さえずりと呼ばれて食べられている部位だが、味を感じる味蕾という器官がほとんど無い。
味は二の次でとりあえず栄養があればいいのね。

クジラの内臓

胃は４つもあるらしい。牛とかと鹿なんかの仲間と一緒。
しかし、肉食なのにそんなに消化が苦手なのか？

クジラの睾丸

さすがに身体がでかいだけあってデカイ！

セミクジラの睾丸は動物の中でも最大なんだとか。
しかし、こんなに大きな弱点をぶら下げて泳ぐのもなんとも無防備だな･･･ｗ

アカボウクジラの脳

こうして見ると身体の大きさに対してそこまで大きくはないんだな。

イルカの皮膚とサメの皮膚の比較。
実際に触って比べることが出来る。

こちらにはエサの量が書かれていた。

比較的小さなサイズのクジラであるオキゴンドウでさえ１日に18kgの魚を食べる。
鯨の博物館でも数頭飼育されているけど、どれだけエサ代がかかるんだ･･･

先ほど骨格標本の状態でもあったイッカク。
とてもすごい角なのだが、この角でケンカするのかと思いきや長さを比べて競うらしい。なんとも平和ｗ

鯨の利用。
その巨体ゆえに様々なものに利用されてきた。

コビレゴンドウの胎児

めちゃめちゃ小さい！！あんなに巨体でも最初はこんなに小さいんだねぇ。

マッコウクジラの胎児

受精からどれくらいでここまでになったのかは不明らしい。

1/10の古式捕鯨船模型
クジラを追う船だし、かなり頑丈なんだろう。

クジラに撃っていたモリ。
最初は小さいモリを投げて、だんだんと大きなモリへと変えて弱らせていく。

古式捕鯨に用いていた携帯用の遠めがね。
ソナーなんかも当然無かった時代だから頑張ってじっと海を見て人力でクジラを探していた。

クジラの解体を行なっていたのこぎり。
･･･かと思いきや、当時の船大工が使っていたものなんだとか。

古式捕鯨船の一部。
一部とはいえ現存しているっていうのがすごい！

明治になって近代化されていくとともに捕鯨の様子も変化していった。
こちらは蒸気船で捕鯨を行なっている様子。

モリが連なって発射される銃。
連なって発射されることによって確実に命中させることが出来たのかな。

イルカ銃

普通に人力でモリを投げるよりも、銃で撃ったほうが確実だよな。

吹き抜けスペースにはクジラの模型と古式捕鯨の様子がマネキンで再現されていた。

奥には捕鯨をする人たちのマネキン。
かなりリアルなので、近くで見てみることにしよう。

かなり筋肉質な身体。
船を漕ぐのもモリを投げるのもクジラを陸に引っ張り上げて解体するのも全て人力。
そりゃ筋肉質になりますわな。

ミンククジラ捕獲用の単発銃。
銃の先にはロープがついていて、クジラを逃がさないようになっている。

さて、ここまでは鯨の博物館の博物館コーナー。
外では実際に鯨やイルカが飼育されているので、見に行くことにしよう！

その３へ続く