東京海洋大学 水産資料館(1)

カテゴリ:博物館  地域:東京


平日スポットツアー
続いては、東京海洋大学の水産資料館というところにやってきた。
なかなかレトロな資料館だということで、楽しみ!

東京海洋大学 水産資料館 (1)

ここでは東京海洋大学の所有している水産資料が数多く展示してある。
しかし、建物は大学の構内にあるため、キャンパスの中を歩かねばならない。
おれ、まだ大学生でイケる?笑



東京海洋大学 水産資料館 (2)

入館すると、さっそくドワーフミンククジラの骨格標本がお出迎え。
う~ん…某捕鯨反対団体が見たら怒りそうだ。


東京海洋大学 水産資料館 (3)

巨大な帆船模型

蒸気船などがなかった頃はこの船で海洋調査とかに出たのだろうか。


東京海洋大学 水産資料館 (4)

セイウチの頭部骨格標本
その牙はオスだと長いもので70cmくらいになるらしい。
こんなんで刺されたら死にます…


東京海洋大学 水産資料館 (5)

こちらにも船の模型が。
先ほどの船と比べると新しいタイプの船。


東京海洋大学 水産資料館 (6)

受付にあった魚の骨格標本
一番左のは保存液が少ないけど、大丈夫なのか?


東京海洋大学 水産資料館 (7)

超巨大なタカアシガニ
こいつは外房総沖で捕れたらしい。
こんなに大きかったら食べごたえがあるだろうなぁ。


東京海洋大学 水産資料館 (8)

ビワコオオナマズ

これは1977年のものらしい。35年前かぁ…


東京海洋大学 水産資料館 (9)

オオカミウオ

なんだかものすごくシワシワなんだけど、
これはこれでいいのだろうか?

以上までが1階のエントランスの展示物。
ここだけでもかなり満足なのだが、この資料館の本領は2階にある。
というわけで、早速2階へ行くことに。


東京海洋大学 水産資料館 (10)

東京水産大学の歴代研究練習船。
東京水産大学は東京海洋大学の前身の大学。
2003年に東京商船大学と東京水産大学とが合併して東京海洋大学となった。


東京海洋大学 水産資料館 (13)

2階へ上がって早速出迎えてくれたのは、
クジラの25分の1の縮小模型。
中央左のほうに申し訳程度に人間の模型が飾られている。


東京海洋大学 水産資料館 (14)

これはダイオウイカか?
さすがに鯨に食らいつくことはないだろうけど、にしてもこの大きさはすげぇぇ!!!


東京海洋大学 水産資料館 (15) 東京海洋大学 水産資料館 (16)

イルカやシャチたち。
クジラと比べると小さく思えてしまうが、
これでもかなりの大きさだぞ。


東京海洋大学 水産資料館 (11)

日本最古の近代的図鑑と思われる巻物が普通に展示してあった。
どうせなら開いた状態で中身も見たかったけど、難しいんだろうな。
せめて写真とかを展示してくれたらよかったのに。


東京海洋大学 水産資料館 (12)

明治26年に行われた日本初の洋式捕鯨で採取されたマッコウクジラの歯
100年以上前のものが普通に置いてあるのがすごい。


東京海洋大学 水産資料館 (17)東京海洋大学 水産資料館 (18)

海藻おし菜標本

紫と緑のコントラストが綺麗。
地方のお土産屋さんとかでハガキになってるのを見たことがある。


東京海洋大学 水産資料館 (19)

南極に行った船の持ち帰った石などの資料。
60年代に各国がこぞって宇宙に行こうとするより前、各国は南極に行こうと競っていた。



東京海洋大学 水産資料館 (20)

帝国海軍で使用されていた羅針儀
ガ…ガラスが曇っててよく見えない…


東京海洋大学 水産資料館 (21)

カジメという海藻
下田の外浦海岸でもたくさん打ち上げられていた。


東京海洋大学 水産資料館 (22)

珪藻土の模型
プランクトンの死骸などで、実際は肉眼で見えないほどに小さい。


東京海洋大学 水産資料館 (23)

カニクイアザラシの剥製

名前にカニクイと入っているが、実際にカニは食べず、
オキアミなどを食べているらしい。


東京海洋大学 水産資料館 (24)

アシカの剥製

左が子供で右が大人。
アシカとアザラシの違いは自分の足で立てるかどうか。


東京海洋大学 水産資料館 (25)

奥まったスペースにもたくさん標本が展示してあった。
この古-い感じのガラス棚といい、ときめいてしまう。


東京海洋大学 水産資料館 (26)

ガラパゴスコバネウ

ガラパゴス諸島は独自の進化を遂げた動物が多いらしく、
生物学的に貴重な島なんだそうな。


東京海洋大学 水産資料館 (27)

リクイグアナ

ペットとしても人気が高いそうだ。


東京海洋大学 水産資料館 (28)

ウミイグアナ

以前テレビで見たことがあるのだが、泳ぎはかなり得意。
しかし、海に潜ってコイツに出会ったらビックリするだろうなぁ。


東京海洋大学 水産資料館 (29)

モンガラ

こいつは普通に釣れる魚
魚の標本って作るの大変そう。


東京海洋大学 水産資料館 (30)

ツチホゼリ

初めて目にする魚
こいつもかなりシワシワだけど、いいの?


東京海洋大学 水産資料館 (31)

こんな感じで棚には魚やイグアナの剥製が並ぶ
生き物大好き&昭和レトロ大好きなおれはハァハァしてしまった。


東京海洋大学 水産資料館 (32)

ホルマリン漬けの標本
これもいつからこのじょうたいなのだろう…


東京海洋大学 水産資料館 (33)

ネコザメ

棚の上に普通に置いちゃっていいのか…?
ホコリとか被っちゃわないか?


東京海洋大学 水産資料館 (35)東京海洋大学 水産資料館 (34)

棚の奥側には展示しきれない資料であろうモノが所狭しと並んでいた。
向こう側に行くことはできないが…見せて欲しかった…


東京海洋大学 水産資料館 (36)東京海洋大学 水産資料館 (37)

貝殻の標本

小さい頃集めたりしたなぁ~


東京海洋大学 水産資料館 (38)

写真資料もいくつか展示してあった。

「マングローブの上でいこうペリカン」

「憩う」を漢字で書かないと分かりづらいし、改行もちゃんとしろって思ってしまう(笑)


東京海洋大学 水産資料館 (39)

そして「いつの写真だ!?」と思ってしまう。
写真がカラーじゃないことを考えると50年くらい前なのか。



その2へ続く