サメが好きならここへ行け！「気仙沼シャークミュージアム」に行ってきた！

カテゴリ：博物館　　地域：宮城

2018年8月東北ツアー3日目は気仙沼からスタート。
気仙沼といえばフカヒレが有名ということで、こんな場所へとやってきた。

その名もシャークミュージアム。
サメ映画大好きのアメリカ人が喜びそうなスポットだ。

サメ以外にも気仙沼には美味しい魚がいっぱい！
やたらとイラストのクオリティが高いと思ったら、さかなクンが書いたイラストとのこと。
そりゃ上手いわけだ！

サメは有効活用できる部分だらけ。捨てるところがないそうだ。
フカヒレ以外にもかまぼこの原料にもなったりするし、サメ皮はおろしがねに利用されたりする。

サメ博士の研究室。
意図したわけではないんだろうけど、トリックアートみたいになっているｗ

この人にシャークネードとかビーチジョーズとかダブルヘッドジョーズを見てもらいたいｗ

サメについてはまだまだ分からないことだらけ。
メガマウスのような巨大なサメが発見されてからまだ40年ちょっとだったり、ここ最近でも次々と新種が発見されている。

サメと言っても色々な種類がいて、全部で500種類くらいいる。
サメってみんな軟骨魚類だと思ってたけど、硬骨魚類もいるのね。

巨大なホホジロザメの模型。

ジョーズの影響でサメって言ったらこういうのをイメージするけど、人を襲う可能性があるのは500種類以上いるサメの中でもわずか数十種類だけなんだとか。

たくさんのサメ。
超巨大なジンベエザメから数センチのサメまで種類は様々。

メジロザメ目

シュモクザメとかイタチザメは人を襲う可能性があるサメだ。

サメの歯の標本。

一口にサメと言ってもその食性は様々で、食性によって歯やあごの形も異なる。
しかし、右上のホホジロザメの歯とかはかっこいいな。家の壁に飾りたいくらいｗ

そんな中、役に立たない歯というのがあった。
確かにプランクトンを丸呑みするようなタイプのサメには歯はいらないんだろうけど、言い方が失礼ｗ

刺したり、抑えたり、切ったり、色々な用途で歯を使う。
何度でも生え変わるというなんとも羨ましい歯。

食べ方もサメによって異なる。
かぶりつき、切り取り、流し込み、押し込み、吸い込み

切り取り式のやつとかに食いつかれたらと思うと恐ろしい。

サメは体内受精をする。
普通の魚は卵に精子をかけて受精するのだが、サメは交尾をする。
そういえば魚へんに交わると書いて「鮫」と書く。上手いもんだ。

サメのおちんちんは２つ

でもメスの生殖器は１つ。なぜ２つついているのかは謎。
２つってことは感度も･･･ｗ

ちなみに、全てのサメが体内受精するわけではなく、卵を生むサメもいる。

サメの卵のサンプルも置いてあった。

透けて中身が見える。
サメになる前の受精卵の状態。

サメの妊娠期間

ラブカなんかは３年半も妊娠期間がある。
３年半も育休もらえたらいいけど、３年半も妊娠するのは大変！

サメの形と泳ぎ方。

サメと言ってもすべてが泳ぎが得意なわけではない。
海の底でじっとしているようなやつもいる。

サメの肌は早く泳ぐために水の抵抗を減らす構造になっている。

そのため、鮫肌の構造は色んなものに使われている。
水着やゴルフボール、サメ皮のおろしがねなど。

サメの分布

数は多くはないものの、シュモクザメやホホジロザメなど、危険なサメは日本近海にもいる。

サメに教われないためには、近づかない、引き寄せない、手出しをしない、離れること。
嗅覚や音に非常に敏感なため、ヘタにおびき寄せる行為は厳禁だ。

というわけで、シャークミュージアム。
サメが好きなひとはぜひ行ってみては？