京急油壺マリンパーク(1)

カテゴリ:動物スポット  カテゴリ:神奈川


2013年11月三崎ツアー。
釣り、グルメと楽しんだ我々は、水族館に行くことにした。
やってきたのは
京急油壺マリンパーク
箱根園水族館新江ノ島水族館と比べるとあまり有名ではないが、
なかなか展示が面白いとの噂を聞いてやってきた。


京急油壺マリンパーク (1)

最初にあったのは
サメのタッチプール
ここにいるサメは人間の手を噛まないおとなしいやつ。
触ってみたらザラザラだった。

後で知ったが、この水族館はサメの展示に力を入れている。
サメが好きな人にはたまらない!





京急油壺マリンパーク (2)

入ってすぐの場所に
チョウザメがいた。
こいつらはカラチョウザメ。キャビアが取れるやつだそうだ。
こうして見るとなかなか美味しそうだぞ。


京急油壺マリンパーク (3)

水族館コーナー。
最初は
相模湾の魚たちが紹介されていた。
海水魚水族館ではよく見る日本の魚たち。


京急油壺マリンパーク (4)京急油壺マリンパーク (5)

日本の魚たち。釣りをしたらすぐに釣れる雑魚も多い。
ネンブツダイ、ゴンズイ、ベラなど。三崎の海にもいる魚たち。


京急油壺マリンパーク (6)

アオリイカ

エギングの対象。こんなのを釣ってみたい。


京急油壺マリンパーク (8)

ウツボ

小戸港
や、外浦港など、意外と出くわすぞ。


京急油壺マリンパーク (9)

イシダイ、イシガキダイ、コショウダイ、ブダイなど、
食べごたえのありそうな高級魚が泳いでいる。
う~む…塩焼きで食べたいなぁ。


京急油壺マリンパーク (11)

トビエイとツバクロエイ

エイってそのへんに普通にいるものなのかな?
あまり砂地のところで釣りをしたことがないから分からないが。


京急油壺マリンパーク (12)

タカアシガニ

深海に生息する最大のカニ。いろんな水族館で見かけるぞ。
逆にタカアシガニを展示していない水族館が珍しいくらい。


京急油壺マリンパーク (13)

水槽の反対側にあった
オオワニザメの模型
深海に生息しており、発見場所も点在しており、詳しい生態はよく分かっていない。
こいつは相模湾で捕れたらしい。


京急油壺マリンパーク (14)

エビの水槽

訪問時は11月下旬ということもあり、クリスマスツリーになっていた。
そこに赤いエビが飾りの役割を果たしている。
なかなかに凝った展示方法だ。


京急油壺マリンパーク (15)

ミノカサゴ

綺麗なヒレをしているが、毒がある。
刺されると激痛が走り、腫れてしまう。


京急油壺マリンパーク (16)

ホウボウ

まるで足で歩いているかのような、かなり奇妙な出で立ちをしている。
しかし実は食べられるらしく、市場にも出回っている。


京急油壺マリンパーク (17)

マツカサウオ

ウロコのような模様が気持ち悪く、女子には不評だった。


京急油壺マリンパーク (20)

奥の展示スペース。
こちらにもたくさんの水槽が並んでいる。


京急油壺マリンパーク (21)

カクレクマノミとイソギンチャク

ニモで有名になった魚。こいつも見ない水族館は無いってくらいどこにでもいる。



京急油壺マリンパーク (22)

カラフルな魚たち。
こういうのを見てるとアクアリウムを復活させたくなる。
自宅の水槽は放置状態…





京急油壺マリンパーク (23)

真っ黄色の大きな
ウツボ
いきなりこんなのと海で出くわしたらと思うとゾッとするぞ。


京急油壺マリンパーク (26)京急油壺マリンパーク (78)

さらに奥にあった展示。
こちらはサメの特設展をやっている。

このサメは
メガロドン
別名ムカシオオホホジロザメといって、20~30mあると考えられている。

しかし、歯の化石しか発見されておらず、
歯の大きさから単純にホホジロザメのサイズを比例させただけ。
なので、現時点では正確な大きさは分かっていない。
サメは軟骨魚類なので、歯以外の化石が残らないらしい。


京急油壺マリンパーク (27)

こちらがメガロドンの歯。
ホホジロザメの歯と比べてもゆうに5倍近くある。
こんなのに噛まれたらひとたまりもないだろう。


京急油壺マリンパーク (28)

ミツクリザメ

相模湾などにも生息しているらしい。
照明のせいもあるんだろうが、やたらと怖い。
しかし、深海に生息しており、基本的に人間に危害を加えることはない。


京急油壺マリンパーク (29)

サメの化石

先程メガロドンの歯の写真のときに軟骨魚類なので化石は残らないと言ったが、
他の生物に死体を食べられない・分解されない、波や水の流れの影響を受けない
などといった条件が揃った時に希に化石になることがあるらしい。


京急油壺マリンパーク (32)

ウバザメ

サメ類の中ではジンベエザメに次いで大きくなる。
大きな口はプランクトンを食べるためのもので、
基本的に人間に危害を加えることはない。


京急油壺マリンパーク (33)京急油壺マリンパーク (34)

ホホジロザメ

JAWSなどでも出てきた世界で最も有名なサメ。
世界で最も危険なサメの1種であり、サメの事故のおよそ3割~4割が本種の仕業である。
日本近海にも生息しており、2005年には京浜運河に死骸が流れ着いた。


京急油壺マリンパーク (37)

メガマウス

50例ほどしか発見されていない、世界でも珍しいサメ。
日本近海でも報告されており、相模湾でも発見された。


京急油壺マリンパーク (35)京急油壺マリンパーク (36)

こちらは相模湾で定置網にかかっているのを発見された個体の標本。
世界でも珍しいメガマウスの解剖標本だ。


京急油壺マリンパーク (63)

サメ肌体験コーナー

とてもザラザラしている。
かつてはおろし金や、日本刀の柄の部分に使われていた。


京急油壺マリンパーク (64)

サメの赤ちゃんたち

卵を産むものや胎内で孵化するものなど、様々だ。


京急油壺マリンパーク (65)

こちらはサメの卵。とてもよく擬態されている。
海の中でこれを見つけても知らずにスルーしてしまうだろう。


京急油壺マリンパーク (67)

最後に、出口付近に
サメ観察用の檻があった。
檻の中に入ってサメを撮影したりする。
こんな中に入るなんて怖いだろうなぁ。。




その2へ続く