かに専門水族館!?「とっとり賀露かにっこ館」に行ってきた!!

カテゴリ：動物スポット　　地域：鳥取

その１の続き

先ほどの奥にカニコーナーがあった。

手前の魚コーナーがボリュームありすぎて忘れてたけど、
そういえばここはカニに特化した水族館だった。

タイワンガザミ

見た目もスマートなカニ。

ジャノメガザミ

寿命はなんと１年３ヶ月という短命なカニ。

様々なカニの抜け殻。

確かにカニは脱皮して大きくなるけど、足細いヤツとか大きいヤツとか、
よくここまで完璧な状態の抜け殻があったもんだ。

アカテガニ

田畑に普通にいるやつらしいが、あまり見たことがない。
調べてみたら東北地方以南には普通にいるとのことだが･･･
前に住んでた東京や、今住んでいる静岡にはいないのかな？

トラフカラッパというカニ。
綺麗に丸まることが出来る非常に美しいボディ。

ヒシガニ

普段はじっとしていて流木などに化けている。
確かに、この水槽だと分かりやすいけど、石とか流木が多い場所だったら気づかないだろうなぁ。

モクズショイ

名前の通り、藻屑を背負ってカムフラージュする。

タカアシガニ

世界一大きなカニだ。
ただし、世界一大きいというのは足を広げた際の大きさであって、
胴体部分で比較するともっと大きなカニはいる。

ケスジヤドカリ

ヤドカリにとってタコは天敵なのだが、そのタコが嫌うイソギンチャクを貝殻につけて身を守ってもらっている。
その代わり、イソギンチャクはヤドカリの食べ残しを食べれるため、Win-Winの関係なんだとか。

フタミゾテッポウエビ

見た目はザリガニっぽいが、ハサミの力は強烈。
勢いよくハサミを閉じ、プラズマ衝撃波を発生させる。
この衝撃波でエサである小魚を気絶させて食べるという。

こちらは本物のアメリカザリガニ

もともとは食用ガエルであるウシガエルのエサとして輸入したもの。
どちらも外来種として繁殖し、各地で生態系を破壊している。

カブトガニ

この水槽で飼われていたのはアメリカカブトガニだが、かつて鳥取でもカブトガニが捕獲されたことがあるらしい。
そもそもは鳥取にいないはずなので、もともと九州北部で住んでいたものが海流に乗ってやってきたようだ。

アメリカンロブスター

体重20kg、体長1mを超えるという巨大なもの。
こんなのに挟まれたらと思うと恐ろしい･･･

ヒメケブカガニ

大きくなっても1cm程度の小さなカニ。
しかし、姫なのに毛深いってなんか嫌なネーミングだなｗ

オーストラリアオオガニ

先ほど述べたタカアシガニよりも胴体部分の大きなカニ。
なんと甲羅の幅が最大60cmを越えるんだとか。

こちらはスベスベマンジュウガニ

可愛らしい名前と見た目だが、実は有毒。
フグと々毒をもっており、挟まれただけでは大丈夫だが、食べると命の危険がある。

ふと壁を見るとさかなクンのイラストが。
かにっこ館にもよく訪れるらしい。

こちらはマツバガニ

鳥取県の名物のカニで、メチャメチャ美味しいんだとか。
うーーん、食べてみたい･･･

ちなみに、カニの甲羅についている黒いつぶつぶはカニビルというヒルの卵で、
人間に害はなく、逆にこれがたくさんついているほど前回の脱皮から時間が経っており、身がしっかり詰まっているという目安になるんだとか。

こちらはコブフウセンウオ

深海100ｍくらいの場所に生息している魚で、
おなかの吸盤で色々な所に張り付くという性質をもつ

ウミガメとサメ
奥のバックヤードっぽいコーナーにいた。

ベニズワイガニのメス

資源保護のため、捕獲されているものは全てオス。
そのため、メスのカニは超珍しいらしい･･･のだが、そこまでPRされても普通にただのカニですわｗ

最後にアルビノコーナー。
こちらはアルビノのナマズ。色素が薄く、黄色っぽい白色をしている。

こちらもアルビノのドジョウ

一般人が田んぼの用水路でタモ網で捕まえて捕獲したものを寄贈したとのこと。

最後に、出口にあったガチャガチャで嫁が魚みくじをやってみた。
結果は凶。「うまくイカない」と書かれている。左の方にあなたと相性のいい魚類と書いてあるが、
マグロとイワシは普通に食べればいいのかな？

というわけで、とっとり加露かにっこ館。
カニだけでなく、魚もかなり充実している。
これが入館料無料で楽しめるってヤバすぎますわ。

店名	とっとり賀露かにっこ館
住所	鳥取県鳥取市賀露町西３丁目２７−２
電話番号	0857-38-9669
料金	無料
営業時間	9：00～17：00
定休日	毎週火曜日、年末年始
関連URL	公式HP