廃墟　足尾銅山の遺構 カテゴリ：廃墟・戦争遺跡　　地域：栃木県

前回紹介した足尾銅山。
その足尾銅山は現在観光地となっているが、
観光地化されていない部分。負の遺産となっている部分がある。
今回はその負の遺産となった廃墟の部分を紹介したいと思う。




足尾銅山観光のすぐそばにあったこの建物。
巨大なコンクリートの建物で、どうやら現役っぽい。
中に何人か作業員が入っていった。電気関係の建物のようだ。






上部にはコンクリート製の階段がある。
５～６階建てっぽい建物。
この上から街が一望出来そう。眺めはいいだろうなぁ。




隣にも建物があった。
右のほうに扉があるが、そこだけ新しい感じ。
やはり現役で使われていそうだ。




ちなみに道路を挟んで正面には選考所があった。
こちらは現役の建物。




こちらが先ほどの建物の全景。
かなり大きな建物だ。






こちらのほうはレンガで出来ており、
かなりボロボロ。このあたりは廃墟だな。




レンガで出来ている建物ってどうしてこんなに心をくすぐるのだろう。
この暖かみがコンクリには出せないノスタルジックを演出するよね。






このあたりは完全にボロボロ。
栃木の山奥だし、冬場は雪もすごいだろうからなぁ。
山奥の木造の建物がこんなになるのって雪が原因のパターンが多い。




奥の方はがらんとしていた。
昔は銅山関連の何かがあったのだろう。




隣には「保安」と大きく書かれた建物があった。
鉱山は常に危険と隣り合わせ。安全が何より大切だった。




先ほどの建物の反対側。
あちらも木造っぽいが保存状態は先ほどの建物よりも良い。




というわけで、足尾銅山の廃墟。
今回紹介できたのはほんの一部で、
この周辺には廃墟が山ほどある。
鉱山の衰退とともに町全体が衰退していった。
分かってはいることだが、なんとも悲しいものがある。



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