氷漬けの魚がたくさん！「氷の水族館」は見所満点！

カテゴリ：博物館　　地域：宮城

前回紹介したシャークミュージアムのある気仙沼海の市。

シャークミュージアムだけでも十分面白かったのだが、こんな施設もあった。

その名も氷の水族館。

氷の中に魚を閉じ込めて展示しているという変わった施設。
水族館なのに生きている魚は一切いないのだ。

入口のところでチケットを購入し、ガッツリした防寒着を着て中へ入る。

中に入ると凄すぎる空間が広がっていた！

こちらはなんとサンマ。普通に海の中で泳いでいるかのような美しさ。

牡蠣とカニ。

氷の水族館の中は照明が色々な色に変化していく。
照明のグラデーションが動きのない水族館の中を飽きさせないように工夫を行なっている。

氷の中にも魚がいるが、氷そのものを使って造形品が作られている。
分かりづらいかもしれないが、こちらは氷で作ったマンボウ。
かなりクオリティが高い。

ていうか、そもそもの氷の魚ってどうやって作るんだ？

まずは半分だけ氷を作ってそこに魚を乗せて、また水を入れて凍らせるのか？
でも、気泡とかヒビも一切ないし、凍らせてる水も不純物の少ない純度の高い水なのかな？

こちらは本物のマンボウ

さすがに２ｍもある大きなサイズではなかったけど、可愛らしいマンボウがたくさん！

他にも気仙沼周辺で捕れる魚がたくさん！
イナダやウマヅラハギなど。

マダイ

美味しい高級魚がまさか氷漬けにされて展示されるとは思ってもみなかった事だろう。

照明が白くなると魚の色がよく分かる。
魚の置き方とか向きとかもこだわってるんだろうな。

オキメバル、サヨリ、イカ、カツオなどなど。

照明が青くなるとこんな感じ。
かなり近づかないと良く分からない状態。

氷の水族館の館内は展示品の品質を保つため、－20℃に保たれている。
８月に訪問したのでレンタルのジャケットの下は半袖なので、メチャメチャ寒い。

マダコ

めちゃめちゃ細かく配置されている。
よくこんな氷を作ったもんだ。

黄色い照明と青い照明。
同じ展示でも照明によってずいぶんと印象が変わる。

出口のところには氷で作ったお城があった。
一ヶ所ひびが入ったら台無しになるし、そう考えるとすごいよなぁ。

出口のところの水槽には流氷の天使のクリオネがいた。
リアルに生きて泳いでいるところは初めて見た！
ふよふよ泳いでいて可愛らしい！

というわけで、氷の水族館。
魚が生きていないからこそ狭いスペースにたくさんの種類の魚が展示されている。
見所満点の施設でした！