廃墟　湯原温泉ロープウェイ山頂駅 カテゴリ：廃墟・戦争遺跡　　地域：岡山

山麓駅の後、山頂駅を訪問することにした。




かなり迷ってここまで到着。
とてつもない悪路を進んで、ここまでたどり着いた。





完全に植物と同化している。

まるで天空の城ラピュタ。




植物をかき分けて進むのも一苦労。
知らずにここにたどり着いたら何の廃墟か分からないだろう。




入口まで植物だらけ。
20年以上ここに放置されていたのだろう。




券売所などがあった場所。
かつてここに人がいたのが信じられない。




しばらく進むと植物のないエリアへ。
天井は雪のせいで鉄骨のみになっていた。




古いタイプのレジが落ちていた。
今ではこんなものは見かけない。




ロープウェイのホーム。

ここはかなり見晴らしがいい。




ホームから駅舎を眺める。
上に見えるのは操作室。




ロープウェイが停車していたであろう場所。
これを見ると、意外とゴンドラは小さかったようだ。




向こう側に山麓駅があるが、
山の影になっていて見えなかった。




山の中腹に鉄骨がある。
あんな場所に鉄骨を建てるのもさぞ大変だっただろう。




そこの抜けた椅子。
木製で、なかなかオシャレなデザイン。




機械室へとやってきた。
山頂駅のほうに動力があったのかな？。




巨大なプーリー

今では錆び付いて２度と動くことはない。





とても重厚な機械。
ブルーのペンキで塗られていたらしい。




配線が剥き出しになっている。
長い間風雨にさらされた結果だろう。




どうやら、写真中央にある椅子に座って操作していたらしい。
これを動かすのはかなり楽しかったんだったろうな。




ここに座って機械を操作していた。







ある部屋にあった機械。
これは何なんだろう？




配電室

ここは完全に植物に覆われていた。




機械室

20年以上も眠ったままの部屋。




このあたりはサビが少ない。
青いペンキがそのまま残っていた。




さて、２階へと上がるとしよう。
錆びた階段をビクビクしながら進む。




階段のすぐそばにあった滑車。
まさかこれがロープウェイの動力ではないだろう。




奥にもプーリーがあった。
ロープが複雑に絡んでいたんだろう。




発電機のような機械。
廊下にそのまま放置されていた。




地面には穴があいていた。
ここからロープが通っていたのだろうか。





左側の滑車。
正面の穴からロープが通っていたようだ。




巨大な滑車

身長をはるかに超える。




となりにあった部屋。
ここも機械関係の部屋なのだろうか。




ロープウェイの操作室

ここも完全に植物に覆われていた。




操作パネルから眺める山麓の町並み
夜なんか眺めも良かったのだろう。




ここからゴンドラが見えたのだろう。
なんかワクワクする場所。




ここでの操作はあまり複雑ではなかったようだ。
いったい何人くらいで動かしていたのかな。




ロープが繋がっていたであろう場所。
錆び付いた滑車が見える。




部屋の後ろにあった機械。
この１つ１つに歴史があった。




電気関連のパネル

この部屋も植物だらけ。




コンクリートに強く根を張る植物たち。
なんと力強いことか。




右側の滑車。
こちらも完全に錆び付いている。


というわけで、湯原温泉ロープウェイ。
久しぶりに大型物件で、かつ人為的破壊も少なく、
自然のままの廃墟を見ることができた。



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