軍艦島クルーズ(2)

カテゴリ:廃墟・戦争遺跡  地域:長崎


その2の続き



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当時は
コンクリートの建物が組み合わさり、
それはあたたかみのある建物だったのだろう。




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船はぐるりと回って、
裏手の
鉱山エリアへと進む。



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島は真ん中の山を挟んで、
居住エリア鉱山エリアに分かれていた。
こちら側は居住エリア。



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コンクリートの建物が所狭しと並ぶ。
当時は人の賑わいもすごかったのだろう。



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鉱山エリアに近い住宅

どの住宅も職場まで遅くとも30分あれば行けたのだろう。



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職場まで近いのはいいが、
有給とか取りづらそう。
まして
仮病なんて絶対無理なんだろうな。



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このあたりからはもう
鉱山エリア
右側には港があったらしい。


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鉱山エリアは低い建物が多い。
坑口が地下に伸びていたからだろう。


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斜めから見た軍艦島
右上の山を挟んで、
左が居住エリア右が炭坑エリア


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似たような写真ばっかりでごめんね。
夢中でシャッターを切ったらこうなってしまった。



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鉱山エリアが徐々に見えてきた。


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壁すらなくなった建物。
かつての住民が見たら何と思うのだろう。


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鉱山エリアは倒壊が激しい場所も多い。
機械などが立ち並んでいたため、風雨の被害をもろに受けたのか。


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ボロボロの建物

波や風の影響がすごかったのだろう。



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高い場所にあった団地。
先程も言ったが、ここは鉱山でも
位の高い人が住んでいたらしい。



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確かに上部からの眺めは良かっただろうな。
10キロくらい先に
長崎の街も見えるし。


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右手に見えるのは一番最初に見えた
小中学校
小中学校のすぐ裏にお父さんたちの働く現場があった。


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小学校の手前に見えるのは
体育館の骨組み
今では鉄骨だけになっているらしい。


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ベルトコンベアの跡などもあるらしいが、
高い塀に覆われて見えなかった。


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ショベルカーの頭が見える。
今では整地され、
遊歩道ができているらしい。


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防波堤の切れ目から
ベルトコンベアのラインが見える。
この辺が炭坑エリア。



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65号棟の上に植物が生えている。
やはり植物の力は偉大だ。


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当時は活気に満ち溢れていたのだろう。
夜でも明かりが点っていたらしい。


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仮設トイレが見える。
確かに工事中トイレに行きたくなってもすぐに本土には戻れない。


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このあたりから上陸できたようだ。
今では
観光のための船が接岸するのだろう。


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手前の柱を見ると、当時はもっと立派な桟橋があったのだろう。
精製した
石炭を運ぶ必要もあった。


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軍艦島は意外と緑が豊富。
当時はどれほどだったのだろうか。


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小中学校が見える。
特に角の教室なんか眺めが良かっただろうな。


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最上部にあった
アパート
風が抜けるため、痛みは激しい。


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コンクリートの塊

ここにこんなものを作るのにどれだけの費用と労力がかかったのだろう。


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よくみると
渡り廊下のようなものがある。
ここの建物はそのほとんどがどこかでつながっていた。


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そのおかげで回り道をすることなく、
他の建物へ行き来ができたらしい。


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その反面、建物同士が複雑に入り組んでいて、
迷子になって大変だったとか。


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山の上の建物へも行くことができたようだ。
便利といえば便利。


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小中学校。
ここで育った子供たちはいずこへ。


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教室の中には
残留物もあるらしい。
確かにそこには人がいたのだ。


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こちらが
炭坑エリアの全景。
左側が
炭坑エリア、右側が学校エリアとなる。


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ちなみに
この建物は病院
この小さな島には、そこで生活が完結できるよう街ができていた。


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そして船は
軍艦島を後にする。
ありがとう、軍艦島。君のことは決して忘れない。




 店名 軍艦島
 住所 長崎市常盤町1-60常盤ターミナルビル102(フェリー乗り場の住所)
 電話番号 095-895-9300
 営業時間 午前便:10:40出航~13:00帰港
午後便:10:40出航~13:00帰港
(いずれも30分前集合)
 定休日 不定期
料金 個人:3600円(3900円) 団体:3300円(3500円)※()内は休日料金
 関連URL 上陸・周遊ツアーのページ



        


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