砲台だらけの戦争遺跡の島「友ヶ島」がマジですごかった!!(1)

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瀬戸内海の入口、紀伊水道。
その水道の和歌山県と淡路島の間にある小さな小島、
友ヶ島

その小島は
第二次大戦当時、戦略的に非常に重要な場所だった。
大阪や神戸に行くためにはどうしてもその小島の脇を通らねばらない。
そのため、この島は第二次大戦中
要塞の島として本土を守っていた。

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現在
友ヶ島は無人島。
島へは観光のための定期船が出ている。
思ったよりも小さな乗り場だ。



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友ヶ島までの
往復料金は2000円
ちょっと高い気もするが・・・渡る人も少ないのだろう。


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船がやってきた。
おばちゃんが繋留を行う。


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おばちゃんの手つきは非常に手馴れたもんだった。


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これが
ともがしま号
思ったよりも小さな船。
乗る人も少ないんだろうな。


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船内。見た目とは裏腹にかなり広い。
ただ、おれが行った時は朝一だったためか、ガラガラだった。


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数分待って
離岸する。
座席の位置はかなり低く、水面ギリギリだった。


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こちらが
友ヶ島
奥に見えるのは淡路島。
本土からも肉眼で見えるほど近い。


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ぐるっと島を周り、淡路島側の港に上陸する。
そのため、島の様子がよく分かる。


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あそこに見える万里の長城のようなものも
旧日本軍時代の遺構
もともとは干潮時にしか渡れない場所だったようだ。


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港が見えてきた。
一応観光地であるため、建物がいくつか見える。


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ついに上陸。
10分ほどで島に着いた。


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海を見ると魚とクラゲがたくさん。
釣り竿を持ってくればよかったなぁ~


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よく見ると
クラゲがたくさん
島の反対側には海水浴場もあるが、大丈夫か!?


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島の左側。
休憩所が設置されている。




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島の右側。
自販機がいくつかあったが、価格はちょっと高かった。


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海は比較的透明度が高かった。
磯遊びも楽しそうだ。


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こちらが島の全景。
こうして見ると分からないが、かなりの広さと高低差がある。


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要塞砲弾

こんなものを打ち込まれたらひとたまりもないだろう。


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島は複数の道が複雑に絡む。
とりあえず、港の右側から歩いてみることにする。

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少し歩くとすぐ廃屋があった。
これは旧日本軍時代のものではなく、観光用のものだろう。


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道はしっかりと舗装されたものではなく、獣道に近いものも多い。
ちゃんとした装備が必要だ。


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島には観光用に孔雀と鹿が放たれていたようだ。
今回は残念ながら出会うことはできなかった。



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歩いていると何やら小さな池のようなものがあった。
離島のため、水の確保も大変だったろうから、用水かな?


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しばらく歩くと奥に何かの建物が見える。
周辺は簡単に攻められないよう堀で囲まれている。


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こんな建物だった。
色んなサイトを見てもこの建物の情報は目にしない。


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レンガ造りの建物の脇に、木が生えている。
かなり広い建物みたい。


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レンガ造りの土台。
この上には板が張ってあったのか。


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奥の方には木造部分がかろうじて現存していた。
もはや自然と同化しかけている。


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奥の方の木造部分。
しっかりとしてはいるが、当時の様子は分からない。




その2へ続く