横浜税関資料展示室

カテゴリ：博物館　　カテゴリ：神奈川

どん八で玉砕した我々は横浜をぶらぶらし、
税関へやってきた。横浜といえば港町。
港町のため、外国からたくさんの船が来る。
そんな船に違法なものが乗っていないか取り締まるのが税関だ。

そんな横浜税関に資料展示室がある。
以前訪問した東京税関情報ひろばと同じような場所だ。

入り口の隣にはマスコットキャラの犬のカスタム君がいる。
麻薬捜査とかで犬を使うから犬なんだろうか。
どうでもいいけど、君太りすぎやで！ちゃんと税関では検診を受けさせているのか？

入ったところには麻薬の見本があった。
国によっては合法のものもあり、
ヨーロッパでは大麻の合法化が進んでいるらしい。

覚せい剤、大麻、アヘン、ヘロイン、コカイン。
おれは意思が弱いと思うから、合法でもやろうとは思わないなぁ。

メジャーリーガーのサインボール。

来日したとき横浜港から上陸したのかな？
このあたりでは横浜の港や税関の歴史も詳しく展示されていた。

真正品のホンダのスクーターと中国のコピー品のスクーター。
本物も展示してあったが、マジで見た目ではどっちがどっちだか分からない。
多分実際に長いこと乗ってたら違いが分かるんだろうな。

ここからは東京税関情報ひろばにもあった密輸の手口コーナー。
こちらはビールの缶の中に隠された大麻樹脂。
ビールの缶を切断して２つを組み合わせることによって作られている。

ということはこの麻薬密輸用の缶を作る工場では
まず飲み物を飲み干して缶を空にする作業があるわけか？
だからあえてビールの缶を選んだんじゃ・・・？笑

水煮竹の子3360缶のうちの23缶に隠されていた覚せい剤。
これだけあると見つけるのも大変そう。
覚せい剤はたけのこよりも軽いので、
覚せい剤入りの缶には鉛で重さを調整していたようだ。

モーターボートの中にあったライフルや拳銃など。
なんかこんなケースに入ってたらバレてしまいそうなものだが(笑)
そんなもん輸入して何をしようとしていたんだか・・・

スーツケースの裏が二重底になっていたり、
飲み込んで覚せい剤を隠したり。
儲かるのかもしれないけど、900gも胃の中にカプセルを入れるって結構しんどいよね。

象牙を使った工芸品。
現在では象牙の密輸は禁止されている。
牙のためだけに像を殺すってエグいことするよなぁ。
そんな感じで絶滅してった生き物も多いしね。

・・・と思ったら象の足も展示してあった。
足の部分を腰掛けに加工してるんだって。
そんな恐ろしいことよく考えるなぁ・・・

べっ甲を使った工芸品。
べっ甲はタイマイというウミガメの甲羅を使用している。

日本で外来種として増えているアカミミガメやカミツキガメなんかを使っちゃえばいいのにと思ったが、
甲羅の材質がそもそも違うらしく、このような透明度や光沢は出ないらしい。

中国の漢方薬ではトラやヒョウの骨やサイの角が使われていたりする。
それらももちろん輸入禁止。でも、こんなの知らなかったら絶対分からないよなぁ。
知らずに買ってしまったらと思うと怖いね。

ワニ革のバッグ。

結構生々しいバッグだけど・・・これってオシャレなのかなぁ？
こんなん街中で持ってたら注目されること間違い無しだ！

ヒョウの毛皮のコート。

あったかいんだろうけど、これって何頭使ってるんだ・・・？
かつては25万～100万頭いたヒョウが現在は250頭程度しか生息していないらしい。

こちらは偽ブランド品コーナー。
本物と偽者が並んでたんだけど、並べてみないと分からないだろうなぁ。
偽者は微妙に作りが荒かったりしていた。

こちらも偽ブランド。
おれはブランド品には全然興味ないんだけど、
ブランド好きな人って偽者と本物分かるのかなぁ。

偽者のDVD。
偽者といってもコピー品なので、
ディスクラベルとか箱とかも丸々コピーしたものなんだろうな。

トトロとかピカチュウとかミッキーとか。

こういうのも、個人が勝手に作って庭に飾ったりする分には問題ないんだろうけど、
売ったりしちゃうとNGなんだろうね。

こういうのも偽者。
iPhoneケースなどがあるが、普通に使えてしまうんだろうね。
やっぱり消費者からみたら気づかないんだろうなぁ。

というわけで、横浜税関資料展示室。
密輸の手口や密輸品などをたくさん見ることができて楽しかった！
平日のみの開館だが、入館無料なので、行ってみる価値はあるぞ！

店名	横浜税関資料展示室
住所	横浜市中区海岸通1-1　横浜税関本関１階
電話番号	電話　045-212-6053　/　FAX　045-212-5535
営業時間	10時から16時まで（5～10月は10時から17時まで）
定休日	年末年始
関連URL	公式HP