宝くじドリーム館(1)

カテゴリ:博物館  地域:東京


宝くじ

それは庶民に夢と希望を与えてくれる夢のチケットである。

宝くじドリーム館 (1)

そんな宝くじについて学べるのが、
この宝くじドリーム館である。

ここに来れば宝くじの必勝法が学べるかもしれない!!
そんな邪心を胸にやってきた。



宝くじドリーム館 (16)

内部はキレイで、非常に落ち着いた雰囲気。
休日だというのにお客さんはゼロ。
なんとも穴場スポットだなぁ(笑)


宝くじドリーム館 (3)

江戸時代の宝くじの様子

インターネットや新聞などもない当時。
民衆がみんな当選番号を知るために集まってきている。



宝くじドリーム館 (24)

箱の中に札を入れ、キリで突く。
そして引き出してきた札と同じ札を持っている人が当選となる。
かつてはお寺や神社がやっていた。


宝くじドリーム館 (4)宝くじドリーム館 (5)

世界の富くじ

世界各国に日本と同様の宝くじはある。
世界最高の高額当選額はメガミリオンの約660億円。
それだけあったら小国なら統治できるか…


宝くじドリーム館 (6)

これらは戦後すぐに発行された
郷土復興宝くじ
どれもこれも宝くじとは思えないほどちゃんとしたデザイン。
お札みたいだ。


宝くじドリーム館 (7)

昭和20年代に政府が発行した宝くじ。
相撲や野球など、ことあるごとにかこつけて宝くじを発行していた。
こちらもお札のようなしっかりしたデザイン。


宝くじドリーム館 (8)

これなんか完全にお札でしょ。
戦前のお札とか、占領軍のお札とか言われても信じてしまう(笑)


宝くじドリーム館 (9)

当時のくじなど

くじというよりも、もっと格式張ったものだったのか。
確かに一枚数億円というものもある。
偽装されないようにしっかりとしたものだったのだろう。


宝くじドリーム館 (10)

野球の宝くじや、相撲の宝くじなど

左の2種類なんかは単純にチケットと言われても分からない。


宝くじドリーム館 (12)

箱型抽選器

ハンドルで箱を回し、中のボールをかき混ぜる。
いわゆるデパートとかである抽選器と同じような仕組み。


宝くじドリーム館 (13)

当時の宝くじの規模はすごい!
騎馬隊行進とか、玉の宣伝隊とか、娯楽も少なかった時代、
庶民の楽しみのイベントなのだろう。


宝くじドリーム館 (14)

最後の政府宝くじのポスター

政府が発行する宝くじが終了し、全国自治体へと担われていく。


宝くじドリーム館 (15)

宝くじの抽選会

なんだかとっても時代を感じる。
それぞれの女の人が抽選器を回しているらしい。


宝くじドリーム館 (17)

手動式風車型抽選器

手で回転させて矢を放つ。
何回も矢が刺さった跡があり、ボロボロだ。



宝くじドリーム館 (18)

自治体の宝くじは何度となく統廃合を繰り返している。
細かい歴史もたくさん紹介されていた。


宝くじドリーム館 (19)

オリンピックの記念宝くじ

2020年の東京オリンピックのときにも発売されるのかな?


宝くじドリーム館 (20)

万博記念の宝くじ

ホントに何かにつけて宝くじを売るなぁ~


宝くじドリーム館 (21)

当時は宝くじの人気もすごく、
予約制であった。予約権の引き換えに並ぶ人がたくさん。
今でも有楽町の宝くじ売り場は毎回行列ができている。


宝くじドリーム館 (22)

予約制が導入されたため、郵便局でははがきの山が出来ていたようだ。
今以上に宝くじの人気はすごかった。



その2へ続く