宝くじドリーム館(1)
カテゴリ:
博物館
地域:
東京
宝くじ
それは庶民に夢と希望を与えてくれる夢のチケットである。
そんな宝くじについて学べるのが、
この
宝くじドリーム館
である。
ここに来れば宝くじの必勝法が学べるかもしれない!!
そんな邪心を胸に
やってきた。
内部はキレイで、非常に落ち着いた雰囲気。
休日だというのにお客さんはゼロ。
なんとも穴場スポットだなぁ(笑)
江戸時代の宝くじの様子
インターネットや新聞などもない当時。
民衆がみんな当選番号を知るために集まってきている。
箱の中に札を入れ、キリで突く。
そして引き出してきた札と同じ札を持っている人が当選となる。
かつてはお寺や神社がやっていた。
世界の富くじ
世界各国に日本と同様の宝くじはある。
世界最高の高額当選額はメガミリオンの約660億円。
それだけあったら小国なら統治できるか…
これらは戦後すぐに発行された
郷土復興宝くじ
。
どれもこれも宝くじとは思えないほどちゃんとしたデザイン。
お札みたいだ。
昭和20年代に政府が発行した宝くじ。
相撲や野球など、ことあるごとにかこつけて宝くじを発行していた。
こちらもお札のようなしっかりしたデザイン。
これなんか完全にお札でしょ。
戦前のお札とか、占領軍のお札とか言われても信じてしまう(笑)
当時のくじなど
くじというよりも、もっと格式張ったものだったのか。
確かに一枚数億円というものもある。
偽装されないようにしっかりとしたものだったのだろう。
野球の宝くじや、相撲の宝くじなど
左の2種類なんかは単純にチケットと言われても分からない。
箱型抽選器
ハンドルで箱を回し、中のボールをかき混ぜる。
いわゆるデパートとかである抽選器と同じような仕組み。
当時の宝くじの規模はすごい!
騎馬隊行進とか、玉の宣伝隊とか、娯楽も少なかった時代、
庶民の楽しみのイベントなのだろう。
最後の政府宝くじのポスター
政府が発行する宝くじが終了し、全国自治体へと担われていく。
宝くじの抽選会
なんだかとっても時代を感じる。
それぞれの女の人が抽選器を回しているらしい。
手動式風車型抽選器
手で回転させて矢を放つ。
何回も矢が刺さった跡があり、ボロボロだ。
自治体の宝くじは何度となく統廃合を繰り返している。
細かい歴史もたくさん紹介されていた。
オリンピックの記念宝くじ
2020年の東京オリンピックのときにも発売されるのかな?
万博記念の宝くじ
ホントに何かにつけて宝くじを売るなぁ~
当時は宝くじの人気もすごく、
予約制であった。予約権の引き換えに並ぶ人がたくさん。
今でも有楽町の宝くじ売り場は毎回行列ができている。
予約制が導入されたため、郵便局でははがきの山が出来ていたようだ。
今以上に宝くじの人気はすごかった。
その2
へ続く
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