廃墟「志高ロープウェイ船原山駅」が素晴らしすぎた!(1)

カテゴリ:廃墟・戦争遺跡  地域:大分




大分県民の楽しみの場。
ケーブルラクテンチ

いわゆるB級スポットの遊園地なのだが、
かつては山を2つ超えたところに
志高ユートピアという遊園地があった。


志高ユートピア

こちらが
志高ユートピア
ユートピアだったりユートピヤだったり、適当だな・・・
現在は廃墟となっており、中に入ることは出来ない。

しかし、この
志高ユートピアケーブルラクテンチ
2つの遊園地はかつて
リフトロープウェイで結ばれており、行き来することが出来たのだ。

そのロープウェイが現在も
廃墟となり、山頂で眠っていると聞き、行ってみることに。


市高ロープウェイ 船原山駅 (1)

ロープウェイの山頂駅へはこちらの
レストハウスから歩いていく。
この登山がまさかとんでもないものになるとはこのときのおれは思ってもみなかった・・・


市高ロープウェイ 船原山駅 (2)

グーグルアースを頼りに進んでいく。
最初はこんな道を進む。わだちがあるところを見ると、定期的に車は通っているのか?


市高ロープウェイ 船原山駅 (3)

まだまだ進む。
写真では分かりづらいが、かなり勾配がある。


市高ロープウェイ 船原山駅 (4)

しばらく進んだところで
こんなものが見えてきた。
あれは一体・・・?


市高ロープウェイ 船原山駅 (5)

何やら高台のような
小さな小屋があるが・・・


市高ロープウェイ 船原山駅 (7)

これは
リフトの監視所だ!!
やっぱりこの道で間違っていなかったのだ!!


市高ロープウェイ 船原山駅 (6)

こちらの
リフトも廃墟。
廃墟が5つも固まっているという非常に珍しい場所なのだ。


市高ロープウェイ 船原山駅 (9)市高ロープウェイ 船原山駅 (11)

空中にぶら下がったままのリフト。
こちらはロープウェイとともに
1998年に廃止された。
以来18年間。ずっとこのままなのだろう。


市高ロープウェイ 船原山駅 (10)

植物の侵攻がすごい。
18年という歳月がここまでリフトを美しくしたのか。


市高ロープウェイ 船原山駅 (12)

リフト小屋の中は
電話とイスしかなかった。
監視だけでリフトの操作はしてなかったのかな。
すっげぇ退屈そう。



市高ロープウェイ 船原山駅 (13)

さて、
リフト小屋を後にして進むことにしよう。
ここからは植物の勢いがすごくなってきた。


市高ロープウェイ 船原山駅 (14)

山の中に
リフトの支柱が建つ。
巨大なプーリーがいくつも並んでいた。
かなり長いリフトだったらしい。


市高ロープウェイ 船原山駅 (15)

かなり急な斜面

ここを登っていかなきゃいけないのか・・・
植物も背が高いし、メチャメチャしんどい・・・


市高ロープウェイ 船原山駅 (16)

中にはトゲトゲのついた植物もあるし、
斜面はメチャメチャ急だし・・・10月とはいえしんどい。
こりゃハードすぎる・・・


市高ロープウェイ 船原山駅 (18)

横から見るとこんな感じ。
ホントに急なんだわ。
雪が降ったらスキーが出来そうなくらい。


市高ロープウェイ 船原山駅 (19)

最後のこのポイントが一番急だった。
これは単なる斜面じゃなくて
マジで崖だわ。
そしてこの崖を上りきったところにあったのは・・・


市高ロープウェイ 船原山駅 (20)

お手洗

これがあるということは・・・


市高ロープウェイ 船原山駅 (21)

リフトの山頂駅があった!!
先ほどのリフトの続きがこれだ!!


市高ロープウェイ 船原山駅 (22)

下の方は完全に植物に覆われていた。
18年も放置してしまうとこんな状態になってしまうのか。


市高ロープウェイ 船原山駅 (23)

もはや乗ることすらかなわない。
かつてどんな人たちがここに乗ってきたのだろうか。


市高ロープウェイ 船原山駅 (24)

かつてリフトが通っていた場所には木が生えている。
18年経つとこんな状態になってしまうのか。


市高ロープウェイ 船原山駅 (25)

超巨大なプーリー

これが動いていたら圧巻だっただろうなぁ。


市高ロープウェイ 船原山駅 (26)

リフトの操作室(?)の中は物が散乱していた。

操作パネルが無いところを見ると、操作室はここじゃなく
山の麓にあったのかもしれない。


市高ロープウェイ 船原山駅 (27)

見れば見るほど絵になる廃墟。
これだけでも素晴らしいのに、この山には他にも
3つの廃墟が眠っている。
早速このリフトのそばにある
ロープウェイの駅を探すことにしよう。


市高ロープウェイ 船原山駅 (58)

ロープウェイまでの道もマジで獣道。
こんな竹やぶの中を突き進んでいくとそこには・・・


その2へ続く。