湖畔の戦争遺跡 「鹿島海軍航空隊」 の廃墟 カテゴリ：廃墟　　地域：茨城県

茨城県。そこには日本2番目の湖、霞ヶ浦がある。
その霞ヶ浦のほとりに海軍基地があった。

今でもその建物の一部が残っている。



トタン張りの簡素な建物。
ここはパイロットを要請していた場所。





地面には何やらコンクリートの基礎が残る。
今では何があったのか分からない。




梅か何かの林になっているのだろうか？
同じ高さの木が生い茂っていた。




奥には煙突のついた建物が見える。




錆びのせいで一面茶色になった建物。
さっそく入ってみることにしよう。




中は工場のような空間が広がっていた。
かなり広い。




有名な釜

兵隊たちの腹を満たしていたのだろうか。




いくつものビスで止められている。
非常に重厚な造りになっている。




東京月島安藤鉄工所が作っていたようだ。

ローマ字で書かれているところをみると、
戦時中のものではないのかな？



　
何か分からないものもあった。
手動のポンプか何かだろうか。




釜は非常に奥行きがあった。
本当に料理のための釜だったのだろうか？




トタンの天井も剥がれていた。
ガランとした空間。




何やらロケットのような機械。
何に使われていたのだろう？




ここにはいろいろな機械がある。
戦後もしばらくは使われていた。




一部木製の部屋があった。
木製の場所は大抵休憩所か何かだ。



　
下駄箱のような道具箱。
工具がたくさん詰められていた。




こちらはまた別の建物。
コンクリの基礎の下にはいくつかラインが通っていた。




屋根はほとんど残っておらず、木が生えていた。
植物の力は本当にすごい。




地面には何かの基礎の跡が残っていた。
ここには何かがあったのだろう。




この建物にも木製の部屋があった。
ここだけ異質な空間。




やはりここも休憩所だったのだろう。
木製の床は原型を失いかけていた。




ちなみにこちらは隣接する軍の病院の廃墟。
戦後大学病院として使われていたが、やはり廃墟となってしまった。



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