霧島の放置機関車 C56-99(1)

カテゴリ:廃墟・戦争遺跡  地域:鹿児島


鹿児島県霧島市
温泉で有名な高原地にこんなものがある。

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あれはなんだ…?

鳥か…?


飛行機か…?


いや…




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蒸気機関車だーっ!!!!


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彼の名は
C56-99
かつては新潟で活躍していたらしい。


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そのボディは錆び付いて
真っ茶色になっていた。
これがかつて動いていたなんて信じられない。


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周りは植物に囲まれていた。
ここまで来るのも大変だった。


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連結部分

客車や貨物車とつながっていた。


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機関車の全部。
本当に真っ茶色だ。


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この機関車はかつて
ホテルの庭に展示されていた
子供たちはこれを見て喜んでいたのだろう。


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しかし、
ホテルが廃業

ホテルは解体されたが、機関車はそのままで、
以来30年近くこの場所に放置されている。


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運転室にやってきた。
ここも凄まじく錆び付いている。


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メーター類がたくさんある。
操作はかなり複雑そうだ。


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機関車の左側。
向こう側は藪の中。


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運転席

機関車を操縦できる人なんて今何人くらいいるのだろう?




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反対側の窓。
機関車からの正面の視野はかなり狭い。


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後ろ側にある
石炭入れ

ここから石炭を取り出していたのだろう。


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いろいろ開く場所があった。
何が入っていたのだろう。


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たくさんの
計器類とバルブ

1つ1つが重要だったのだろう。


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何かまた別のものもぶら下がっていた。
これはなんだろう?


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天井は剥げかけており、
隙間から光が射し込んでいる。


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ボイラー

ここに石炭を投入していた。


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石炭入れ

我々世代は石炭というものを知らないが、
燃やすとどうなったのだろう。


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再び運転席。
レバーやハンドルが並ぶ。


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足元にも何かがあった。
機械にはドキドキするが、いかんせん知識がないので分からない。



その2へ続く。