面白い仕掛けがたくさん⁉桃太郎のからくり博物館に行ってきた！

カテゴリ：博物館　地域：岡山

　
2019年末西日本ツアー
倉敷でデニムバーガーを食べた後はこんな場所へやってきた。

桃太郎のからくり博物館という場所。

岡山県といえば桃太郎の発祥の地として有名。
しかし、桃太郎は分かるが、からくりとは一体？

入館したところにあったのは桃から出てきたばかりの桃太郎の人形。
しかし右側に回って見てみると･･･

あれ？桃の中に桃太郎がいない？

実はこれ、中央が鏡張りになっていて、
左から見ると桃太郎がいるように見え、右からみると桃太郎がいないように見えるという仕掛け。
からくりとはこういうことか！

こちらは以前高尾山トリックアート美術館で見たことがあるやつ。
ブロックの壁が出っ張っているように見えるが、左右にずれると見え方がおかしい。

これは出っ張っている部分と凹んでいる部分が逆になっていて、
絵だと奥になっている部分が出っ張って手前に出ている。

続いてはフルーツのイラスト。

地面が鏡張りになっているのだが、よく見ると上ではブドウの絵になっているところが、鏡だとバナナの絵になっている。
これは昔あった絵が変わる定規とかと同じ原理になっている。

その先にはモモタネくんがいた。
これには特にからくりはないんだけど、いくらなんでも気持ち悪すぎじゃないか？ｗ

こちらは飛び出して見える鏡。
手を出すと向こうからも手が飛び出してるように見え、握手できるような感覚になる。

続いても飛び出す仕掛け。
下の回転する渦巻きをじっと見つめてから上の花を見ると花が飛び出して見える。

う～ん･･･不思議だ！

こちらは鬼のイラストなのだが、回転させて位置をずらすと鬼の数が変わる。
これは面白いので、実際に博物館に行って見てみてほしい。

奥にあった桃太郎の家来の模型。犬＆サル＆キジなのだが、
犬とサルがポップなキャラクターなのに対してキジだけリアルな剥製。
なんかギャップがすごいｗ

その奥にあった模型･･･というか人形。
こちらもキャラクターがとってもアンバランス。
普通に鬼まで一緒にいるけど、これはいいのか？ｗ

続いては洞窟探検鬼が島
案内板にも書かれているが、お化け屋敷ではないというところがポイント。

こんな感じの鬼や･･･

こんな感じの鬼がいる。

更にこんな感じの鬼もいるが･･･

こんなやつもいた。
これは鬼か･･･？

頭に三角布を巻いてあるけど、これも鬼なのか？

本当にお化け屋敷ではないのか！！？？

さらに奥に進むと２階へと上がる階段が。
こちらの錯視も非常に有名。

２階はからくりではなく、桃太郎に関する資料展示が行われていた。
桃太郎電鉄まであるとは！

これは明治・大正時代の桃太郎の絵本。
右から左に字を読んでいた時代のものだ。

昭和18年、太平洋戦争の真っ只中に作られた日本初のアニメ。
桃太郎による鬼が島の攻撃を真珠湾攻撃に例えたものなんだとか。

こちらは明治23年の桃太郎のイラスト。
サルはともかく、犬とキジが気持ち悪すぎる！

ちなみに、冒頭で岡山といえば桃太郎が有名と書いたが、
桃太郎伝説の地は岡山以外にも愛知県犬山市・香川県高松市がある。

明治33年、大正７年の教科書。
「降参しました」が「こーさんしました」となっているが、これで当時は合っていたのか。

というわけで、桃太郎のからくり博物館。
写真で紹介するだけでなく、実際に見てもらいたいので、倉敷に行ったらぜひ行ってみて！