薮塚石切り場 カテゴリ：廃墟・戦争遺跡　　地域：群馬

薮塚石切り場は
明治中頃～昭和30年頃まで活躍していた石切り場である。
そんな石切り場の跡があるということで、行ってみることに。



石切り場は山の奥にある。
車を止められる場所から歩いて５分くらいだが、
そこまでの道のりも山道である。
そんな場所から石を運ぶのも大変であったろう。





石切り場跡に到着した。
雲見の石切り場もすごかったが、こちらはかなり大規模。
あちこちに壁がそそり立っている。




写真で見ると大したことなさそうだが、
実際の高さは15m以上ある。間近で見ると圧巻だ。




上の方に何やら足場のようなものがある。
ハシゴでも伝って上まで行っていたのかな？




石が大きすぎて登れず、
すべてを見ることができなかった。
奥もかなりすごそうだぞ。




入口付近。

このあたりの石はまだいいけど、
奥の方の石を運ぶのが大変そう。




以前も述べたが、石は切るというよりも、
割るという表現が近いような切り方でカットされている。

石の隙間にくさびを打ち、隙間に綿を入れ、
その綿に水を含ませ、ふくらませてからくさびに力を入れる。




現代ではまた違った方法で石を切っているのだろう。




巨大な石がそびえ立つ。
これはもはや遺跡というような感じ。




同行者に座ってもらった。
この大きさが伝わるだろうか？




奥までいったところにこんな穴があった。
興味津々で入ってみると・・・




こんなトンネルになっていた。
なんかわくわくすっぞ！！




トンネルを超えると上の方に出てきた。
メチャメチャ怖くて足がすくむ。




というわけで、高さに怖くなり、すぐに戻ってきた(笑)
このあたりも高い。上から石を切り進めていったのかな。




石を砕いた時に出てきた砂がまとまっていた。
これも写真で見るより実際はかなり高い。




というわけで、薮塚石切り場。
あまりにも壮大な石の迫力に圧倒されてしまう。
とても静かで、大きな場所であった。



※場所はこのあたり
↓


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