碓氷峠鉄道文化村(1)
カテゴリ:
博物館
地域:
群馬
群馬県は横川には鉄ヲタの聖地、
碓氷峠鉄道文化村
がある。
正直おれはテツではないが、
面白そうなので行ってみることにした!
碓氷峠鉄道文化村は車両基地の跡地に建てられている。
1997年に横川~軽井沢間の
信越本線
が廃止になったため、
それまで使用されていた線路が未だに残る。
地面の線路の跡もオシャレに残されている。
こういうのも見て
鉄道マニア
は感動するんだろうなぁ~
デトロイトディーゼル
新幹線の保守作業後、新幹線が走る前にまずこいつを走らせ、
線路に異常がないか確認する。
こう見えて平坦区間では時速100kmも出る。
入口付近にはこんな感じの
子供向けのライド
が並ぶ。
鉄道オタクからしたら、余計なものなんだろうけど、
子供からしたらこういうのがないとつまらないのだろう。
しかし、こんな小さくて簡単なコースので楽しいのかなぁ?
屋内には
電車でGO
が並ぶ。
これも最近ゲーセンで見なくなったよね?
まさか
群馬サファリパーク
に次いで、ここにもあるとは・・・
さすがだぜ!群馬県!
こちらの建物では主にかつて碓氷峠を通っていた信越本線のことを紹介していた。
66.7‰という急勾配を超える鉄道は1891年という明治後期から作られ、
1963年に
アプト式線
が廃止されるまで使用された。
新線も1997年に廃止され、この路線は完全に廃止されてしまった。
直流電気機関車の機器系統表示動作版
これをみるとどこが稼働していてどこが故障したか分かるのか?
いかんせん知識がないもんで全然分からない。
旧前橋駅のジオラマ
なんで明治後期~昭和中期の建築ってこんなに心惹かれるのだろう。
現代の建築にはない温かさがある気がする。
碓氷峠のめがね橋
。
ここまでは配線区間が遊歩道になっており、徒歩で行くことが可能。
以前車で峠を走った時に見たことがあるが、なかなか圧巻だった。
建設工事中の眼鏡橋
明治26年ってことは120年以上前。
当時生きていた人は誰もいない。
江戸時代が終わってわずか20数年でこんな工事をできるのがすごい。
普通電車への脱皮
それまでは急勾配を登るのにアプト式という方式を使うしかなかったが、
普通電車の技術が進歩し、急勾配を登れるようになったため、アプト式は廃止された。
その普通電車区間も残念ながら1997年に廃止。
長野新幹線が開通したことによって需要が少なくなってしまった。
そのため、横川~軽井沢にはバスでしか行けなくなった。
電車で行くとぐるーっと大回りをすることとなってしまう。
当時の高崎駅の様子
これも100年以上前の写真。
当たり前かもしれないが、現在の面影はほとんどない。
当時の
熊の平駅
の様子。
ちなみに現在は廃墟となっている。
その様子は
こちら
アプト式の模型
二本の線路の間にギザギザしたレールがあり、
そこに歯車が絡むようになり、急勾配が登れるようになっている。
当時の急行の看板
こういうのも味があるよなぁ~
昭和レトロ好きにはたまらない!
お土産コーナー
鉄道関係のグッズが並ぶ。
写真とかもあったが、撮り鉄は自分で撮りたいんだろうなぁ~
Nゲージとかも並んでいる。ここでしか買えないグッズとかもあるのかな?
1階では
HOゲージ
が展示してあった。
鉄道オタクと一言で言っても、乗り鉄、撮り鉄、模型マニアなど、たくさんある。
模型マニアにはこんな広いスペースを使って展示するのは理想なんだろうなぁ~
HOゲージは鉄道の模型だけでなく、それを取り巻く町や自然の模型も重視される。
かなり細かいが、よくみると屋上にゾンビの影を取り込んだルフィがいる。
なんでこんなもん置いたんだ?(笑)
ここにも
めがね橋の模型
があった。
奥に新線があるところも本物そっくり。
これを作るところも流石だ!!
再び外に出てきたところ。
手で漕いで移動させる乗り物。子供たちが長蛇の列を作って並んでいた。
確かにこれは面白そうだなぁ!!
新幹線保線用トンネル巡回車
その名の通り、線路の様子を調べるための列車。
2人乗りで、車中から目視で線路の状態を確認する。
トンネルの中で外に出た状態でこれに乗るのは怖そうだなぁ。
その2
へ続く
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