猫の博物館(1)

カテゴリ:動物スポット博物館  地域:静岡


伊豆高原に
猫の博物館という
面白そうな名前のスポットがあると聞き、やってきた。

伊豆高原といえば、箱根に並ぶ博物館・美術館スポット。
周辺にはたくさんの博物館・美術館が並ぶ。
10月頃に訪問した怪しい少年少女博物館まぼろし博覧会もその1つだ。

猫の博物館 (1)

大室山のふもとへと登ってゆき、
猫の博物館へたどり着いた。
ちなみに猫の博物館は怪しい少年少女博物館、まぼろし博覧会と
姉妹博物館
その情報だけでなんとなく中に入るのが怖い気がする(笑)



猫の博物館 (2)

入口に入ってさっそくお出迎えしてくれたのが
ネコの受付さん
等身のおかしさや、首が完全に無い感じが怖い。
いや~、入口から期待を裏切りませんな(笑)


猫の博物館 (4)

しかし、中の展示物はしっかりとしていたぞ。
入口付近にあった
ライオンの剥製
ここはネコというよりも
ネコ科動物の博物館ってなわけだ。

現在ワシントン条約のため、一部の動物はたとえ標本であっても
許可なく輸出入することができないが、
これらの剥製は条約の締結前に集められたものなのだろう。


猫の博物館 (3)

シベリアトラの剥製

世界最大のトラで、2.5m、300kgにもなる。
ウシの大きさで猫の機敏さを持つ。
こんなんに森で出会ったら絶対に助かる気がしない。


猫の博物館 (6)

世界のトラたち

シベリアトラ、チョウセントラ、カスピトラ、ベンガルトラ、
アモイトラ、マレートラ、スマトラトラ、ジャワトラ。
種類の違いが全然分からなかったが、いずれにしても超大型。

1頭のトラが生息するために東京都の半分の面積が必要なんだとか。
そりゃ、こんなに大きけりゃそれだけ食うもんな。
現在はほとんどが絶滅の危機に瀕しているんだって。


猫の博物館 (7)

ウンピョウ

面白い模様をしている。
ジャングルの中ではこれが保護色になるんだろうな。
毛皮や牙のために乱獲されて、これまた絶滅の危機に瀕している。


猫の博物館 (8)

アジアゴールデンキャット
ベンガルヤマネコ

ネコ科としては比較的小型だが、小さいからといって侮るなかれ。
立派な狩りの名人だ。野生下では小鳥や小動物などを襲って食べる。


猫の博物館 (9)

オセロット、チリヤマネコ、タイガーキャット、ジャガーなど。
マーブルもようなやつら。小さい奴らなんかふつうのネコと変わらない。
右下のタイガーキャットなんか、普通にそのへんのネコカフェとかにいそう。


猫の博物館 (10)

ステップヤマネコ、マヌルネコ、ヨーロッパオオヤマネコ、ハイイロネコなど。
砂漠地帯針葉樹林地帯に住むネコたち。
それにしても、ネコって世界各地の至るところにいるんだなぁ。


猫の博物館 (11)猫の博物館 (13)

ネコの骨格標本

そういえば、ネコの骨って見たことないよね。町中にはあんなにネコがいるのに。

野生動物は病気などで弱ると外敵に襲われないように姿を隠すらしく、
そこでそのまま息絶えてしまうらしい。

にしても、車にひかれたりとか、
そういうの以外は死骸もあんまし見たことない気がする。


猫の博物館 (12)

キングチーター

最高時速110kmで走ることができ、
陸上の動物ではナンバーワンのスピードを誇る。
一般道だったら間違いなく捕まってしまう速度だ。

しかし、400mくらいしか全力で走ることはできず、
狩りも必ず成功するとは限らない。


猫の博物館 (14)

ケナガオオヤマネコ、ピューマ、カナダオオヤマネコなど。
ヤマネコ系のネコが並ぶ。
カナダオオヤマネコは雪の中でも沈まないような大きい足になっている。


猫の博物館 (16)

ケーブライオン、ディニクティス、スミロドン。

古代の絶滅種のネコたち

スミロドンは
サーベルタイガーの名で有名。
こんな牙で噛み砕かれたらと思うと恐ろしい・・・


猫の博物館 (17)

リビアネコ、サーバル、カラカル
サーバルとカラカルは
しろとり動物園にもいたっけ。
狩りが上手で、3mも飛び上がって鳥を捕まえたりする。


猫の博物館 (18)

ライオンの子供の剥製
こんな小さいこどもが剥製になるなんて・・・
せめて病死とかであってほしい。剥製のために殺したとかないよな・・・


猫の博物館 (19)

ライオン

ここではライオンとだけ表記されていたが、実はライオンにも種類が存在し、
アフリカライオン、インドライオン、バーバリーライオンなどがいる。
ネコ科の中では唯一群れで狩りをする種類。


その2へ続く。