恋人岬(1)

カテゴリ:その他  地域:東海
 
 
恋人岬

突然だが、西伊豆にはそんな名前のスポットがある。
まぁ、要するに、あまーい恋人たちが
キャッキャ言いながら海を眺める。そんなスポットである。

そんな場所に恐れ多くもまさとと2人でやってきた。
それも極寒の風が吹く年末に(笑)

というわけで、その様子をレポートしたいと思う。


恋人岬 (1)

恋人岬には二人で鳴らすと幸せになるというありがちな鐘があり、
そこまでは結構しっかりしたハイキングコース。
駐車場から20~30分は歩くことになる。

そして、思った以上に人が多く、駐車場も車でいっぱい。
歩いていてもいろんな人とすれ違う。
せめてもの救いは、カップルばっかりだけでなく、
家族連れやら友達っぽい人もいっぱいいたことだろう。

これでカップルしかいなかったら辛すぎる(笑)



恋人岬 (3)

恋人の鐘は左手にあるあたり。
かなりガッツリ岬の先まで行くことになる。


恋人岬 (2)

鐘の方を見ると、早速幸せそうなカップルが鐘を鳴らしている。
う…あそこまで行くのか…

歩くたびに数分おきに鐘の音が聞こえる。
行ってみたいけど、足が重い。
何かカップル以外に対して見えないバリアーが張ってあるかのようだ。


恋人岬 (12)

恋人の鐘までの道はしっかりとしたウッドデッキになっていた。
かなりお金をかけて作ったということが分かる。
その甲斐あってか、ここには数多くの観光客が訪れる。
年間何組のカップルが訪れているのだろう


恋人岬 (4)

ひたすら歩いてようやく鐘のスポットに到着。

休憩スポットもついていたが、
確かに夏場はここに来るまででもしんどそうだ。


恋人岬 (5)恋人岬 (6)

ウッドデッキには恋人たちの思い出が刻まれていた。
こういうのって数年後に本人らが見てどう思うんだろうね?

なんだか怨念を感じてしまうのはおれだけ?


恋人岬 (8)

かなり多くの名前が刻まれていた。
この中の何人が一体今も続いてるんだろうと思ってしまう。


恋人岬 (7)

恋人の像。
向こう側には富士山が見える。
確かに眺めのいい景色だ。
しかし、ここ、海からの風で冬は寒いし、日差しは照りつけるから夏は暑いし、
これ、恋人達ケンカしちゃわないか?


恋人岬 (9)

駿河湾の向こうに富士山を臨む。
今回の訪問は昼だったが、夕方には左側に夕日が沈み、かなりいい景色らしい。
確かに水平線に沈む夕日は綺麗だろう。


恋人岬 (10)

しかし、下を見ると相変わらずの強風で波が高い。
12月にこの強風で、なおかつ風を遮るものが何もない。
寒い・・・とても寒い・・・

さらにこんなところに男2人で・・・

いや、考えるのはよそう。


恋人岬 (11)

というわけで、恋人の鐘を鳴らしてみた。



ガラァ~~~ン



ガラァ~~ン



ガラァ~ン



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




神様が「もういい、休め」って言ってくれているように聞こえた(笑)
うん、なんだか心に鋭利な刃物が突き刺さったような感覚を味わえます。

カップルが鳴らし終わるのを待ってまで一人で鳴らすもんじゃねぇな。


恋人岬 (13)

さて、恋人岬にはもう1つ鐘がある。
そちらのほうも見てみることにしよう。

先ほどの鐘から歩いて1分ほど。
帰るまでの道の途中にある。


恋人岬 (14)

グアムにも恋人岬という場所があり、姉妹提携が結ばれたらしい。
土肥には金の鐘、グアムには銀の鐘がある。
これ・・・わざわざ必要かな?

鐘は3回鳴らすらしい。

1回目で自分の身を清め
2回目で相手の心を呼び
3回目で2人の愛を海に誓う

「一人で来たおれはどうすればいいんだ!!!」

と心の中で突っ込んだが、
「そもそも恋人岬に一人で来るんじゃねぇ!」
という無言の圧が鐘の方から聞こえてきたので、
おとなしく覚悟を決めることに。


恋人岬 (17)

今度はまさとが鐘を鳴らすことに




ガラァ~~~ン


ガラァ~~ン



ガラァ~ン



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「うん、なんかネタのためとは言え、連れてきちゃってごめんな」
そう言いたかったが、声が出なかった(笑)


恋人岬 (16)恋人岬 (15)

ちなみに、恋人の鐘の隣には富士見遊歩道記念塔というものがあり、
覗き込むと穴の中から富士山が見えるようになっている。

うん、こんなものを男一人で覗いちゃダメだ。


その2へ続く




     

東海へ戻る   その他へ戻る  トップへ戻る