廃墟「志高ロープウェイ立石山駅」が更に素晴らしかった!(2)
カテゴリ:
廃墟・戦争遺跡
地域:
大分
その1
の続き
ロープウェイの操作室
。
ここでロープウェイを操作していたのだろう。
料金表
があるところを見ると、
券
も売っていたらしい。
しかし、2つの山の山頂と山頂を結ぶだけのロープウェイ。
ロープウェイのみを利用する人なんていたのだろうか?
おそらくこのあたりの山の地形を示す
ミニチュア
だろう。
もはや真っ白になっていて何が何やら分からない状況だ。
さて、外の観察もそこそこにして
操作室の中
へとお邪魔する。
散らかってはいるものの、こちらも物が非常に多い。
操作室
から
ゴンドラ
を眺めてみる。
かつてはこのように発車を見送ったことだろう。
こちらも
残留物
は非常に多い。
20年近く前の
マリーンパレス
(現在の
うみたまご
)や
ラクテンチ
のパンフレットなども置いてあった。
ロープウェイは
20分おき
に出ていたようだ。
非常に多い稼働率。ちょっと田舎の電車よりも多いくらい。
操作室の後ろ側
。
職員がくつろいだり、お弁当を食べたりしてたのだろうか。
ロープウェイの乗り場から
別府湾と別府の街
を眺める。
反対に、別府の街からもこの建物がよく見える。
この山の下には
ケーブルラクテンチ
という遊園地がある。
ホントに絵になる廃墟。
山の上にあるがゆえに他の廃墟と比べると人為的な荒れは少ない。
志高ユートピア
の案内。
ラミネートはされているものの、こんなボロボロの状態。
志高ユートピアは遊具も少なく、動物もあまりいない。まぁ、こりゃ潰れるわなぁ。
ホームの下側
までやってきた。
現役時代は絶対に来れなかった場所。
ホームの下の方は崩れていた。
あとちょっとずれていたらゴンドラごと下まで落ちてきただろう。
というか、この写真を撮ったときに崩れてきたらと思うと恐ろしい・・・
裏側の
工具置き場
。
ペンキの塗っていない金属はことごとく錆びている。
ロープウェイの
動力部分
。
かなり広く、高低差のある空間だ。
こうして写真で見るよりも実際はメチャメチャ高い!!
写真には写りきっていない場所にもさらに上の方に部屋がある。
錆びているので、階段を踏み抜いてしまったり崩落の危険性もある。
しかし、それでも進みたい。ということで、途中まで登ってみることに。
なんとかここまでやってきたけど、これが限界。
これ以上は怖くて進めない。おれも年をとったなぁ。
若い頃だったら進んでた気がする(笑)
さすがにあそこまで登る勇気は無かった。
あそこで足場が崩れたら絶対に助からないだろう。
上の方に
ケーブル
が延びていたのだろうか。
これまでに行ったロープウェイの廃墟には無いなかなか面白い構造。
下の方に
巨大なプーリー
がある。
どちらかというと
湯原温泉ロープウェイ
に似ているのかも。
下の方にも
予備エンジン
や
巨大なプーリー
が。
こんな山の奥によくこんな巨大なものを運んだもんだ。
その3
へ続く
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